WoodGasStove(TLUD) 試作

sam !

2014年01月22日 22:06

■ この季節になると外せないのが薪ストーブの話。

暖房器具でやっぱり暖かいのは薪ストーブ!ってのある人種(=変態?)の方々には常識なのですが、キャンプ用の携帯できる薪ストーブはどうしても燃焼効率にロスがあるという。

そう。『二次燃焼』です。

どうにか軽量コンパクトに二次燃焼ストーブ作れないか考えてて、その実験のために 『WoodGasStove (TLUDストーブ)』作ってみようと。

ちなみにTLUDストーブとは、Top-Lit Updraftの略で日本語にすると、上から着火し上昇気流を利用したバイオマスを使った調理コンロのようなものです

■ 完成品は、こちら。


チョー簡単w

■ そもそも2時燃焼とはナンゾや?

『薪を一次燃焼させた時に発生する燃え切れなかった可燃性ガスに空気を混合して再燃焼させること。
メーカーによってはリーンバーン・クリーンバーンなどと呼ぶ場合もあります。
「1次燃焼で薪を燃やし、2次燃焼では煙を燃やす」という感覚です。
適正な2次燃焼を行うことで薪の節約・よりクリーンな排気が期待できます。』


どうやら燃材(多くは木材)を蒸し焼きに近い状態にすると可燃性ガスが発生する。
それを再燃焼させる事によって効率良く燃やす。ってことかな?

このイラストだと可燃性ガスの発生が書いてないけど一次燃焼のすぐ下から発生して煙突効果で上に登っていくらしい。


■ 問題はその燃焼効率を最大にするには…って事だが、
何しろやってみないと分からんので作ってみよう。



■ さて、材料。


・ブリキ缶・・大小各1
・ステンの排水溝カバー・・1

以上!ww

材料費は 計525円 (缶はダイソー・網はジョイホン)






1) 内缶の上部に二次燃焼用空気穴を空ける。 6㎜×16個
2) 内缶の底部の穴あけ 120㎜
3) 外缶の底部の穴あけ 130㎜



4) 外缶下部に空気取り入れ穴空ける 12㎜×8個
5) 内缶底部に網をセット


6) 内缶・外缶を組み合わせる


※ 上部からの写真と、ひっくり返した写真。


出来上がり。



■ いろいろ検証してみよう。

あ~タノシ。










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